書いた本はどうやって書店で販売できる?

著者が原稿を書いて、出版社が本を作り、書店で販売される……あたりまえに知られた流れですが、その仕組みは具体的にどうなっているのでしょう? 出版流通の経路をたどってご紹介します。

出版流通

出版の流通においては、「出版社」「取次業者」「書店」という三者がかかわっています。このルートは正規ルートと呼ばれ、年間で発行される出版物の7割がこのルートを通っているとされています。

1.出版社 著者とともに書籍や雑誌を作る
2.取次店 いわゆる本の問屋。出版社が作った本を書店に供給する
3.書店 取次店から仕入れた書籍を消費者に向けて販売する

この三者を経て消費者の手元に本が届くわけですが、一般的になじみがないのは「取次店」の存在でしょう。

取次店とは?

日本には20社程度ある本専門の卸業者で、出版物を書店に卸すことを生業(なりわい)としています。なぜ取次店が存在するのか?というと、出版社にはそのための人員がないからです。編集・営業・広告・総務など出版業に人員を費やしており、日本中にある1万を超える書店に本を流すための部門を設けている出版社はほぼありません。

そこで、卸は卸の専門会社に任せるというのが日本のスタンダードになっています。ですから、売上など金銭の流れも「書店」→「出版社」ではなく、「書店」→「取次店」→「出版社」というルートです。出版社は取次店との間に口座を開設し、書店への流通から売上代金の回収までを取次店に委託しています。そのため、書店は出版物の定価売上の一定割合を取次店に支払います。

自費出版で正規ルートに乗せるには?

取次店を介する正規ルートで流通させるには、出版社が取次店と取引口座を開設しなければなりません。しかし口座開設の条件は厳しく、出版が不定期なうえに出版部数も少ない小規模の出版社や売れる見込みが低い自費出版の書籍は取次契約を受け付けてもらえないのが実情です。

» 自費出版と商業出版のちがい

三恵社は取次店経由で流通可能な出版社です
当社は、
  • ISBNコードの取得
  • 国会図書館への納本
  • 取次店を経由した正規ルートでの書店販売
を行える出版社です。執筆した本を流通させたいという著者の皆様の想いにお応えします。
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